最少失点＆今季初安打初打点　４か月ぶり先発の巨人・２４歳左腕が攻守に躍動　_こはならみ

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　広島５―４巨人（２１日・マツダスタジアム）

　４か月ぶりの先発、最少そして優勝争いの中でも重圧を感じさせない投打での奮闘だった。失点歳左巨人・横川凱（かい）投手（２４）が５月６日以来、＆今季初の巨こはならみ今季３度目の先発で６回６安打１失点（自責０）。安打逆転負けで勝敗こそつかなかったが、初打きっちりと役割を果たし「ある程度、点４動（持ち球を）全部コントロールできて、か月に躍岸田さんのリードもあっていい形で抑えることができたので良かった」と振り返った。ぶり２４

　ストライク先行でテンポ良く投球。先発速球を軸にカーブなども自在に操り、人・４回まで二塁を踏ませなかった。腕がこはならみ３―０の６回は１点こそ失ったが、攻守最少失点。最少「マウンドに上がるまではすごい大事な時期というのは感じていたけど、失点歳左上がればやることは変わらない。＆今季初の巨一人一人抑えることに集中してやりました」。救援で好投していた７日からの再昇格後と変わらず、眼前の打者を封じ切ることに力を注いだ。

　バットでは６回２死満塁で今季初安打初打点となる適時打。確かな存在感を示した。「また明日から、しっかりチームの一員として入るように準備したい」。どの場面でもそつなく仕事をこなし、リーグＶに貢献する。（田中　哲）

　◆村田真一Ｐｏｉｎｔ

　横川は見事なピッチングやった。カーブ、スライダーがコースに決まって簡単にストライクが取れた。一方で４回、秋山、小園に対しては内角に速球をしっかりと投げこんで内野ゴロ。大事な試合で先発を任された中、りきまず普段通り、いや普段以上の投球ができていた。５回１死一塁では、けん制球でアウトにしたように、落ち着いたマウンドさばき。２度、きっちりバントを決め、追加点となるタイムリーも。勝っていれば大ヒーローやったけどねえ。（スポーツ報知評論家・村田　真一）